
美容のモチベーション~誰のためにキレイになりますか?
私は前回、「どうしても痩せたい理由があり、意を決してダイエットを開始しました」と書きました(記事はコチラ)。
減量にせよスキンケアにせよ、理由はとても大切だと思います。
30代後半・40代といった痩せにくい年代になってからのダイエットは、「なんとなく」ではなかなか続きません。
たとえ理由の内容は不純でも、「頑張りたい訳がある」ということに意味があります。
それはそのまま努力を「始めるきっかけ」となり、「続けるモチベーション」にもなるからです。
おそらく、自分大好き!自分最優先!な方は、もうそれだけで美容方面の努力を前向きにできる方だと思います。
でもたとえば、キャリアを積んでいる多忙な女性や子育て・介護など家族の世話に追われる女性、また私のようにいったん健康を損ねて家の中に引きこもってしまった女性など、心身が疲労しきっている場合は、時の経過とともに諦めの気持ちが忍び込んできます。
どんなにキレイで輝いている女性を見ても、「自分はもういいや…」と下を向いてしまう感情です。
このようなところからのスタートでは美容に積極的にはなれず、マイナスのところから気力を振り絞らなければなりません。
そんな時、最もやる気を出させてくれるのは、誰かに会うという状況です。
私は常々「人は人で動く」と言っているのですが、やはりキレイになるためのエネルギーも、人とのかかわりから生まれてくると思います。
同窓会や結婚式に出席する、好きだった人に再会する、今まさに輝いている同性の友人に会うといった機会は、良いチャンスです。
自らそのような機会を作ってしまうのも良いかも知れません。
切羽詰まると、人は動き出します。
そして実際、私が「エステに通おう!」と決意できたのは、久しぶりに人と会う約束をしたからでした。
(私の場合、相手はかつて共に舞台に立っていた同い年の女優さんで、現役で美貌を保って輝いている彼女に醜い自分を晒したくない!という思いがスタートラインでした。)
誰のためにキレイになるの?
という問いに、即答できるでしょうか。
きっかけは他人の視線やそれに対する見栄でも、キレイになって幸福や満足を感じるのも、得をするのも、自分自身です。
たとえ恋をしていて好きな人に会うためキレイになりたいと思っても、結局はキレイになることで自分が愛される(あるいはその確率を上げる)ための行為です。
「自分のため」に何かをすることは、決して悪いことではありません。
むしろ自分を肯定し、人生をより彩り豊かなものにする、素晴らしい行為です。
ぜひあなた自身の幸せのために、自分自身の喜びのために、キレイになる道を選択してください。